忍者ブログ

アイオライト・ロード

私の好きなことを話すブログです。 ゲーム、漫画、アニメ、本、映画。 写真とか撮ったりします。
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

『High and Low!』一巻感想

先日行われましたwoRks33に参加された方々、お疲れ様でした!

色々目的のものをゲットして、次の日に差し支えがないように早めに帰ってきたのですが、久し振りの方々とお話しすることができて非常に楽しかったです!

今回は、直前の記事でもご紹介させていただきました「風鳴月」様の風月 或さんが執筆された「High and Low!」の感想です。
風鳴月様サイトへ】←或さんや他のメンバーの方々の個性あふれるイラストや小説など、こちらにてどうぞ!
元々試し読みの冊子はいただいていたあとに一巻が頒布されたという情報は知っていたのですが、なかなかイベントに行く機会に恵まれず、今回やっとゲットすることができたというわけです。

しっかりとしたハードカバーの製本にまず感動して、購入即読書に入りました。
或さんの作品は青をテーマにした合同小説誌「サイネリア」でも拝読させていただいたのですが、何より文章の読みやすさ、キャラクターがどういうキャラクターなのか入ってきやすくて、今回も楽しく世界観に馴染むことができました。
突っ走る熱い紅介と、対照的な冷弥の、でこぼこでありながらお互いを心の底から信頼し、背中を預けることができる関係性、なおかつバディもの……! はまらないわけがありません。
あと異能ですし!
今回の巻はもう一人「皆月 藍瑠」という女の子が出てくるのですが、とにかくかっこいい……映像で見てみたいくらいの鮮やかな動きのある描写で、守られたい……(本音)

是非札幌のイベントに参加される機会があれば、まず手にとって、そして読んでいただきたい作品です。
毎回ラミカやサンキューカードなど、溢れるサービス精神で楽しませてくださるサークルさんです。

ではでは、感想でした!

拍手[1回]

PR

【イベント委託情報】1月29日のwoRks様に委託します! #woRks33

こんばんは。寒い日々が続いていますが、みなさま体調はいかがでしょうか。
本日はありがたくも、サイネリア執筆者である風月 或様がいらっしゃる創作サークル「風鳴月~かざめいげつ~」様よりありがたいお申し出をいただき、委託に関してのお知らせをしに参上つかまつりました。

イベント名
the woRks original 33
ブログはこちら
Twitterアカウントはこちら

開催日時
2017年 1月29日(日)
11時~15時

会場
札幌市民ホール2F(わくわくホリデーホール)
第1・2会議室【アクセス方法はこちら
一般参加入場料:300円

イベント当日はお茶とお菓子が味わい放題で、オリジナルのグッズや小説、マンガを取り扱う方々がたくさんいらっしゃるイベントです。
私も6年くらい、参加できるときは全て参加しておりました。

さてさて、そんなwoRksさんのスペースナンバー13・14に参加される「風鳴月~かざめいげつ~」様に、青をテーマにした合同誌、【サイネリア】を委託いたします!
風鳴月様Twitter
風鳴月様サイト

去年の7月16日に頒布されたこちらの合同誌を、今度は風鳴月様にてゲットできます!
★「青」テーマ合同誌 サイネリア概要★
 
サイズ:A5
ページ数:51

頒布価格:400円
執筆陣:
風月 或様
森野 いづみ様
思案間 善太様
黒猫 千鶴様
小鳥遊 キョウ

各話タイトルには小鳥遊が皆様からいただいた原稿を読み、その雰囲気に合わせて選びぬいた紙を使用しています!!!

実は前回テキレボに委託させていただいたときの紹介文もございまして、そちらもドドンと掲載します!

★こんなお話です一覧★(作品名/作者敬称略)

レイン・ブルー・ユース/風月 或

 雨の中を『僕』はずぶ濡れになりながらも走る。
 
転がり落ちた土手で空を見上げながら、痛みを噛みしめる『僕』は思い返した。
     

                  ――こんな姿、誰にも見られたくはない。
                   (本文より引用)

雨にまつわる恋のお話です。


蒼い竜とお姫様の話/森野いづみ

 山奥の洞窟に、一匹の蒼い竜がいます。
 悪しき邪竜として過ごす彼が、一人のお姫様をさらってきましたとさ。
 だけど勝手気ままな人質のお姫様は、竜に要求し放題。

     「……竜さんに泣かされました。責任とってください」
                   (本文より引用)

暖かく優しい、人外の竜と少女のお話です。

青は燃えてるか/思案間善太

 運び屋ヴェルの休日に、突然の依頼が舞い込んだ。
 新鋭の画家ロナウド=マークソンの個展帰りに粉物を取り扱う組織の片付けを引き受けたヴェルは、仕事仲間のエレトリカと共に清掃場所へと向かうが、そこで遭遇する出来事とは――。

     色彩豊かな青い絵画の中、
       ただ一枚、
        その一枚だけが爽やかさとは遠くかけ離れた暗い海だった。
                   (本文より引用)

重厚な文章が印象的な、何とも言えない余韻を残すお話です。

雨を呼ぶ姉妹/黒猫千鶴

 肺が砂となって消えてゆく、治療法のない病に侵された妹、シズクのために姉、イズモは何かできないか探し始める。突然声をかけられた少年から「奇病を治す花の種」を託されて――。

     「絵本みたいに、皆が幸せになれればいいのに……」
                   (本文より引用)

心の中に沁み込んでくるような柔らかさを持つ、優しい優しいお話です。

終わる世界と最後の歯車/小鳥遊キョウ

 少女セシリオが目覚めたのは、雪の降り続ける何もない世界でした。
 傍らには無愛想な青年、ウィリアムがいるだけ。記憶もなく、手掛かりすら残っていません。
 一日、また一日、永遠に雪の降り続ける世界を生きるセシリオとウィリアム。
 最後にセシリオが知る真実とは――。

     「セシリオ、君のために、おれは生まれた」
                   (本文より引用)




それではぜひとも、風鳴月様にお立ち寄りくださいませ。
委託のお話をいただきました或様、いつも本当にありがとうございます(*´Д`)
見本誌もお預けしてありますので、是非お試しください!
当日は小鳥遊も午前中遊びに参ります。
よろしくお願いいたします(ノ´∀`*)

拍手[1回]

vitaデビューの巻

いつの間にか年が明けて、更には二月に差し掛かりそうになっていました。

あけましておめでとうございます。
小鳥遊です。

Twitterでは寝る寝る詐欺しました。申し訳ないです。ふと「そういや更新してねぇな」って思い立って!!!!!! 今!!!!!!!
PCの調子が結構悪く、突然の再起動を繰り返すようになってからは完全にiPodと同期するときくらいにしか開いておりません。
ネトゲはあんまりしなくなってきたので、とにかくマイクロソフトが入っていればいいパソコンへと買い替え時です……ぐぬぬ。

というわけで、タイトルの件です。

年明け前に、自分へのご褒美としてクレジットなカードを使ってVITAを手に入れました。
七年だか六年くらい前、ペルソナ4ゴールデンが発売されてからずっと欲しかったのですがようやく手に入りました。
初代PSのアーカイブスもあるどころかPSPも、更にはダウンロードコンテンツも充実していて、実は毎日ゲーム漬けなのです。
★真・流行り神
★真・流行り神2
★Fate
★サモンナイト6
★ゴッドーイーター2レイジバースト
★東京ザナドゥ
をパッケージ版で入手し、
★ソウルサクリファイスデルタ
を体験版やったその日に購入しました。
これから3DSでモンハンも控えているので、アクションゲームにはより一層力が入りそうです。

ではでは、短いですが生存報告ということで。
おやすみなさいませ。

拍手[0回]

文フリ札幌入手本【切符】感想

こんばんは。休日は絶対外に出ないなんて思いつつも、気づけば何かこう明るい日光的なものを求めて外に出てしまいますね。
スーパーでゲットしたがぶ飲みレモンクリームソーダなるものがとても美味しかったので、なるべく買いすぎないようにしたいと思います……カルピスのいちごミルクといい、本当に誘惑が多くて……。

閑話休題。本日の感想は、第一回文学フリマ札幌にて入手したタカヤコージ様の「切符」という連作短編ホラーです。
文学フリマのカタログページ

メルカリのページ
をリンクさせていただきます。

十篇からなる短編の最初は「銃声」戦争で徴兵された本好きの元学生、古林がメインとなって話が進んでいきます。
1話目の「銃声」のみ、ほんの少しだけ詳しめに書きますので、ネタバレ注意です。
捕虜が敵部隊に関する情報を吐いたその夜、古林は呼び出されます。目の前には捕虜二人の内の一人。分隊長は古林に捕虜を殺せと命じます。
古林は今まで人を斬ったことすらないのに、捕虜の首に軍刀を落としました。捕虜は一太刀で死ぬことができませんでした。その場は上等兵が介錯をし、捕虜は死んでいきます。
古林は捕虜から目を離せませんでした。
という、最初から胃に鉛を流し込まれたかのような話の重さですが、こんなものではありません。
捕虜が敵軍に関する情報を吐き、進軍を決めた古林の所属する隊は、このあと大変なことになります。絶望の嵐でした。
最後は敵軍のひとりが古林に「切符」を持たせて、彼を撃ち抜きます。

あまりの重さに読み終えてから銃声の世界から抜け出せず、五、六回は読み返しました。

タイトルが「切符」であるからこそ、今後の短編も切符が関わってくるのだろうと思い、夢中でページをめくります。全体での登場人物は多めなのですが、各短編に三人ほどで一話がおさまっているので、人物像がつかみやすく、「ああ、これはこの話に出てきたあの人のことか!」という、読者のみが知りうるその情報は「そうそれ! それはそいつがやったんだ!」と登場人物に思わず教えたくなるほどです。

全ての話が、言葉にできないくらい暗く重い読後感を持って読者をその世界観へ誘っていきます。
十篇を読み終わったあとに残ったのは「続きを読みたい」「一心不乱にその世界観に浸りたい」という気持ちです。

元々巨大掲示板や、時たままとめられる「異世界に行ってきた」といったたぐいの話が好きでして、一時期は読み漁っていたものです。あとから騙されたとわかるものもありますが、世界観が精巧過ぎて、書き込みがリアルすぎて、ひとつも悔しい思いはしませんでした。

切符の次の作品は、切符を持った人たちが向かう先での話のようです。
この続編で私は恐らく、求めていたものを更に深めて得られると考えております。
次回も文フリ札幌に出展なさる予定があれば、絶対に買いに行きます。

タカヤコージ様、よい作品をありがとうございました!

拍手[0回]

【純白の抒情詩】上・下巻感想

雪が降ったり止んだり、溶けたり凍ったりとこちらでは天候の慌ただしい日が続いておりますが、皆様風邪は引いていませんでしょうか。
私は風邪のかの字もないほど健康で、めまぐるしい日々を過ごしております。

さて、そんな中で本・ゲーム・アニメ試聴をスイッチみたいな何かが切り替わった瞬間に順繰り順繰り繰り返しておりまして、活字の摂取がない日はほとんどありません。
先日から、この数年間で買い貯め続けていた同人小説をひたすらに読みふけっておりまして、今回はTwitterに大変お世話になっております黒井ここあ様の作品「純白の抒情詩」を読み終えた感想をしたために参りました。

兄の妻、ユーシィに恋心を抱きながらも、失踪した兄・リチャードの代わりとして家を継ぐために次々と縁談を持ち込まれる貴族の狩人、アルフレッド・ボーマン。会うたび繰り返される同じ話から逃げるように向かった森の狩場で、白い髪と翠の瞳を持つ少女、リュリと出会います。
リュリは成人の男性と長らく会ったことがありません。あれやこれやと無防備な感じにアルフレッドは翻弄されながらも、次第に彼女に対し心をほぐしていきます。
一方、アルフレッドの帰宅の際に魔術師ジークフリートが彼の自宅から現れます。
ユーシィがアルフレッドに持ち出した提案とは――?


……と、ファンタジー作品かつ果てしないロマンを持つ作品です。
何よりリュリちゃんが可愛いんです。ぽやぽやしていて本当に可愛らしいんです。森の大木の家で過ごしているので貴族やら王族やらの価値観にとらわれたりしない、自分の想いに真っ直ぐな女の子なんです。あと可愛いです。
この話には、舞台となる魔法王国ヴィスタの若き女王、ロザリンデも関係してきます。ロゼちゃんです。可愛いです。
側近ジークフリートに対する淡い特別な感情を表しはせずとも、その一途な想いは文章をたどるごとにわかりやすく伝わってくるのです。可愛いです。
もう女の子キャラがまず可愛いんです。リュリちゃんが寝るシーンは私でもドキドキしました。可愛いです。
男性キャラのアルフレッドも、途中出てくる青年兵士ルロイも、ジークフリートも勿論魅力的です。
その上で、リュリちゃんが本当に可愛いです……何度言っても足りないくらい可愛いです……。全てを受け止めてくれる包容力を感じます……!

文章に関してなのですが、すいすい読めます。音や景色に関する描写が特に想像しやすく、朝の町通りのシーンは映像で色鮮やかに浮かびました。
色々な登場人物の色々な視点から少しずつ、ピースを優しく大事に置くようなシーンの区切り方で、下巻にて徐々に全ての謎が畳み掛けるようにつながり作品として収束していくさまが読んでいて一番気持ちよく、ラストはとてもテンポで駆け抜けていきます。
がんばれ、がんばれ、と手に汗を握っては汗でページを濡らさないように拭きながら読んだものです。本当です。
元々通勤途中や仕事の昼休み時間に少しずつ読み進めていたのですが、最後の50ページほどはゆっくり読みたいと思い、仕事後家に帰ってきてから読んでました(ノ´∀`*)

色彩豊かで、ここあさんの優しい世界観に入り込める最高の作品です。

あと声を大にして伝えたいのは、ジークフリートの歪んだ愛が最高です。
対象が誰かは読んでいただけますと非常に萌えると思います。
それぞれの行動基準がハッキリしていて、読んでいる最中惑わされることがなかったです……!

是非皆様にもオススメします。
こちらへどうぞ→黒井ここあ様BOOTHページへ

たくさん感想を書きました。
「好き」の理由を探るこの時間が好きです。
最後に、とてもよい恋の物語を読ませていただきました黒井ここあ様、本当にありがとうございます。上下巻同時購入でおまけをいただきまして、そちらの冊子もこれから読んでいきます(*´ω`*)

これからも面白い! 好き! と思った小説等をご紹介させていただきたいと思いますので、今後共よろしくお願いいたします。
ではでは、また本を読んできます!

拍手[1回]

HN:
小鳥遊キョウ
年齢:
33
HP:
性別:
女性
誕生日:
1990/11/04
趣味:
読書、ゲーム、写真
自己紹介:
札幌で一次創作を中心に活動しています。
心の休憩中。
色々なものが好きです。
P R
忍者ブログ [PR]
Template by repe