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アイオライト・ロード

私の好きなことを話すブログです。 ゲーム、漫画、アニメ、本、映画。 写真とか撮ったりします。

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フリーゲーム『硝子の月』プレイ感想

こんばんは。久し振りのゲームプレイ感想です。

今回は以前『Good days』を制作された森野いづみさんのアドベンチャーゲーム、
『硝子の月』の感想を書いていきたいと思います。
かなり拙いかとは思いますが、
お付き合いいただければ幸いです。

作品紹介はふりーむから引用させていただきます。
『「この世界は、僕達用には出来ていないんだよ」
 それは昔、彼の大切な友達の言葉。
 それから数年の月日が流れて、高校生になった少年は、どこか歪な、だけど変わらない日々を過ごしていた。

 彼の周りに集まるのは、世界から弾かれた少女達。

 一人は、花の様な容姿の転校生。
 一人は、規律正しい幼馴染の委員長。
 一人は――美しい白銀の髪を持つ、白い少女。

 そして――


 ――この世界に、君の生きる場所はあるかい?
   世界の終わりはまだ遠く――』

三周目までの周回プレイ前提、選択肢なしのストーリーです。
一周目ではふんわりの「ああ、青春だ……」と思うような物語なのですが、
二周目、三周目と進んでいく内にキャラクターの異常性と言うのでしょうか、
「非日常」である部分があっという間に世界を覆い尽くしてしまいます。

とても上手い! と思ったのが、その主人公ほんとにさわりの部分だけを言うのならば、
離人症に近い感じで、自分が乖離していく感覚を追いながら話が進んでいきます。
シリアスなものを扱っているけどコメディの部分もしっかりあり、
その絶妙なバランス具合が狂気的な部分を際立たせ、
主人公の孤独をも際立たせていきます。
人間生きていれば誰しも感じたことがあるであろう『孤独』に焦点を当て、
深く掘り下げ、最終的にはその答えに辿り着きます。

昔感じたことが絶対にあるその感覚に引きずり込まれ共感し、
ひたすら先を知りたくてクリックしていました。

メインヒロインのみのぎちゃん先生がこれまた優しくて生徒想いで可愛いのですが、
本当に個人的な好みならクールビューティーなアイリス。
どちらのアイリスも好きです……!

時間軸の移動が多く途中大混乱に陥っていたのですが、
安心してください。
ちゃんと用意しておいてくれています。
大丈夫です。

……さっきから意味深なことしか言えてない気がするw

やってみるとわかっていただける部分なのですが、
是非プレイしてみてほしいです。
学生時代の何とも言えない感覚が思い出せます。

面白かったです、ありがとうございました(*´Д`)

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「Good days」EXTRAプレイ感想

こんにちは。小鳥遊キョウです。
昨日のプレイ感想に引き続き、フリーゲーム「Good days」のプレイ感想です。
本編はクリアしていたので、今回はEXTRAの四本をプレイいたしました。
そちらのプレイ感想です。

「Stand by me」

文芸部の先輩はとても不思議で魅力的な女性だった。
「何故人を殺してはいけないのか」
静かな雰囲気でこの話は始まります。
先輩の凛とした佇まいに惹かれ、文芸部に入った主人公。
先輩は自分が感情というものが欠けているという。
それには理由があって――。

「夏と風鈴と彼女」

ひきこもりのお嬢様に雇われました。
いつでも一人で外にでることのないお嬢様の世界は、主人公と本だけ。
どこまでも孤独の遠くを望んでいるようなそのお嬢様のために主人公は外に出る。
誰もいない静けさ。まるで一人取り残された気分。
何も、見えない。誰も、いない。世界には自分一人だけではないのか。
主人公はお嬢様の家に走る――。

「脳髄リボルバー」

午前四時に、電話がかかってきた。
情緒不安定な、いや、そんな言葉では表すことのできないくらいの姉。
家族は姉を見捨て、主人公だけが姉に寄り添う。
主人公の結末は、静かな幸せです。

「真性終末症候群」

終わりたいと願ったことは、ありますか。
放課後自分が殺される夢を見た主人公は、彼氏に心配される。
教室で待っていろと言われたにも関わらず屋上へ向かえば、
そこには会ったこともない、三年生の先輩がいて――。
終わりを望む主人公の話です。


どれもクラシック音楽と共に綴られる物静かな文章に魅了された四本でした。
哲学的な部分もあり、ところどころにヒロインの可愛らしさが散りばめられており、
そしてどこか惹かれるほどの狂気も含んでいます。
ああ、昔確かにこんなことに思いを馳せた――。
そう思うくらいの共感をしていました。
Stand by meが一番好みだったのですが、脳髄リボルバーのメリーバッド感もかなり好きです。
夏と風鈴と彼女のヒロインも可愛いし、真性終末症候群ではまさかの登場人物に驚かせられる。
「~だろう?」とちょっと男っぽい口調のヒロインが好きだということもあるのですが、
部長の考えとか言い回し、好きだなぁ。

結構ゲームをためているのですが、
原稿が終わるまでは一旦ゲームプレイは終わります。
8/30までに表紙も含め一本書かねばならないので……サボっていましたので……(震え声)
しかしブログはなんとか続けていきたいと思っていますので、
ネタ探しに奔走します。

今日はこの辺で。

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「Good days」プレイ感想

忍者ブログはずっと前から使用してはいるのですが、いつも続かずに今に至ります。
ですが自分の内面を何かネットの媒体に残しておくことは必要ではないかと考え、
今回新たに作ることとなりました。

初めまして、小鳥遊キョウです。
今日はフリーゲーム「Good days」をプレイしましたので、日々の雑記の前にこちらの感想を。
この話は全四章構成で、一章読み終えるとエクストラでも一話、短編が解放される仕組みとなっております。

製作者は森野いづみ様。
ふりーむ!ゲームコンテスト第9回 ノベルゲーム部門で銅賞を受賞した作品です。
ふりーむさんから作品説明の部分を頂戴いたします。

 梅雨の近づく六月初め。

 時代に取り残されたような廃教会で、少女は一人オルガンを弾く。

 凛として儚く、何処か歪な少女との邂逅。

退廃的で儚い雰囲気、文章は静謐、止まった時間を思わせます。
平日の昼間にたった一人でオルガンを弾く少女は、
どこかつんとした、世界を諦めたかのような雰囲気です。
主人公はそれに寄り添い、少女に感情というものを注ぎ込んでいきます。
押し付けではなく、心の中心にじんわりと染み込むような優しさ。
廃教会という舞台で綴られる主人公と少女の交流は、どこかノスタルジックです。
普段からフリーゲームなどをプレイしても入り込むのには30分要する私が、
ものの数行で引きこまれていました。
「少女がそうなった理由」が次第に明かされていきます。
何かを諦めたかのようなその表情や言動にも、理由があります。
最後にこの二人がつかみとる道は、一体どのようなものでしょうか――。

とにかく。
雰囲気が好きで仕方なかった作品です。
少女が主人公との交流に寄って、
次第に変化していく様子は読んでいてとても微笑ましかったです。
どうネタバレを裂けたものかと考えたのですが、少女が可愛いという事実だけは伝えられます。
「部屋全体から孤独が漂う」
この言い回しがとても好きです。

私より詳細なレビューをされている方もいらっしゃいますので、もっと詳細を知りたいと思いましたら検索するのも良いかと思います。
私からは、ふりーむさんのページをご紹介いたします。
ちなみに解放されている四つの短編はまだできていないので、
明日やる形となりそうです。
URLはこちら↓
Good daysリンクページ
※新しいウィンドウで開きます。

ゲーム内で使用されている音楽がクラシックで、静かで落ち着く音楽であることからもう小鳥遊は眠いです。
おやすみなさいませ。
よい夜を。

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HN:
小鳥遊キョウ
年齢:
33
HP:
性別:
女性
誕生日:
1990/11/04
趣味:
読書、ゲーム、写真
自己紹介:
札幌で一次創作を中心に活動しています。
心の休憩中。
色々なものが好きです。
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